＜日本で見られるマンネングサ属＞

タカネマンネングサ　 Sedum tricarpum			本州（中国地方）、四国、九州の山間部や渓谷の湿った岩場や樹木に生える。柱頭が３つしか無い
ヤハズマンネングサ　 Sedum tosaense			徳島県と高知県の石灰岩地に分布、絶滅危惧Ⅱ類（VU)
ヒメレンゲ　 Sedum subtile			関東以西の本州、四国、九州の渓流の岩上に自生する。
マルバマンネングサ　 Sedum makinoi			本州、四国、九州の山地の岩場に自生。
サツママンネングサ　 Sedum satsumense			鹿児島県特産。準絶滅危惧（NT）
ハママンネングサ　 Sedium formosanum			九州南西部、沖縄に分布、海岸近くの崖や岩場などに生育する。 別名タカサゴマンネングサ、シママンネングサ。準絶滅危惧（NT）
ナガサキマンネングサ　 Sedum nagasakianum			九州西部の海岸近くの岩場等に自生。
コモチマンネングサ　 Sedum bulbiferum			道ばたなどでもよく見かける越年草、茎の葉の付け根にムカゴを生じることにより繁殖する。
メノマンネングサ　 Sedum japonicum			本州、四国、九州の低山の岩場、海岸などに自生。
	ミヤママンネングサ　 var. senanense		メノマンネングサの変種。本州の中部地方から近畿地方にかけて分布、亜高山や高山に自生。
	タイトゴメ　 subsp. oryzifolium		メノマンネングサの亜種。関東地方以西の本州・四国・九州・奄美大島の海岸の岩場に自生する。
	ムニンタイトゴメ　 subsp. boninense		メノマンネングサの亜種。小笠原諸島固有種で、夏季は地上部は枯れ、地中に形成された鱗茎のみで休眠する。 絶滅危惧ⅠB類（EN）
	コゴメマンネングサ　 subsp.uniflorum		メノマンネングサの亜種。九州南部から沖縄の海岸の岩場に自生。
ウンゼンマンネングサ　 Sedum polytrichoides			本州（中国地方）・四国（小豆島）・九州に分布、山地の岩上に自生する。 絶滅危惧Ⅱ類（VU)
オオメノマンネングサ　 Sedum rupifragum			島根県の立久恵峡のみに分布。準絶滅危惧（NT）
マツノハマンネングサ　 Sedum hakonense			埼玉県、東京都、山梨県、神奈川県、静岡県に分布、山地の落葉樹の幹に着生する。 絶滅危惧Ⅱ類（VU)
オノマンネングサ　 Sedum lineare			古い時代に帰化したと思われる、日本では結実しない。
ツルマンネングサ　 Sedum sarmentosum			別名「垂盆草」。中国、朝鮮半島原産の帰化植物、日本では結実しないがセダム属の割には比較的成長が早く千切れ葉や茎などで容易く再生するため広範囲で自生株がよく見られる。生薬利用や食用利用がある。
メキシコマンネングサ　 Sedum mexicanum			原産地不明の帰化植物。
ナナツガママンネングサ （ハコベマンネングサ）　 Sedum drymarioides			長崎県の石灰岩地に希に産する越年草。別名ナナツガママンネングサ、ケマンネングサ。 絶滅危惧ⅠA類（CR)
ウスユキマンネングサ　 Sedum hispanicum			ヨーロッパ中部～小アジア原産　東北地方、北海道に帰化。