ヒメレンゲ


                                 ’20.5.12撮影 井原山(福岡県)



                                 ’16.5.15撮影 英彦山(福岡県)



                                  ’03.4.29撮影 英彦山(福岡県)


ヒメレンゲ ’01.5.4撮影 英彦山山系
                        ’01.5.4撮影 英彦山(福岡県)

開花間もない花は赤い葯がかわいいです。
北部九州ではよく見かけますが、似た仲間も全部、ヒメレンゲだと思っているかも知れません。



               ’02.5.3撮影 求菩提山(福岡県)

ニョイスミレと一緒に満面の笑み

 Sedum subtile
ヒメレンゲ(姫蓮華)/ ベンケイソウ科 マンネングサ属 多年草/5~6月 /本州(関東以西)~九州
  山地の谷沿いの湿った岩に生える。草丈5~10cm。茎は直立し、花後に花茎の基部から走出枝を出し、その先端に小さなロゼットを作って越冬する。ロゼット葉はさじ形、長さ5~15mm、幅3~6mm。先は円頭~鈍頭、基部は柄状になる。茎葉はややまばらに互生、下部の葉はさじ形、中、上部は広線形~狭倒披針形で長さ5~20mm、幅1~3mm。先は鋭頭~鈍頭。花序は集散状に頂生する。花弁は5個、黄色、菱状楕円形~菱状披針形で先は鋭頭、花時には平開し、長さ4.5~6mm。萼片は5個、披針形~広線形で鋭頭、花時には斜上し、基部にはわずかに距があり、長さ2~5mm。雄しべは長さ4~5mm、花弁より短く、裂開前の葯は赤色。蜜腺は扇状卵形、長さ約0.5mm、半透明な白色。雌しべは10個、長さ4~5mm。子房は長さ2.5~3mm。花柱は細長く、長さ約1.5mm。果時には心皮の腹側が著しく膨れ、心皮は斜開し、真上からは星状に見える。
 <よく似たもの>
   タカネマンネングサ : 葉がさじ形。山地岩上。
   オノマンネングサ : 葉が線形で似ているが3枚が輪生する。山野の岩。
   メノマンネングサ : 葉は細いが円柱形で先はとがらない。山地から海岸の岩。
   メキシコマンネングサ : 葉は小さな線形で肉厚。道ばた。

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