オオメノマンネングサ


                               ’03.5.24撮影 出雲市(島根県)

特徴は葉が細く、扁平なこと、雄しべが花弁より短い。
葉がよく似たマツノハマンネングサ(埼玉~静岡県に分布)は雄しべが花弁より長いそうです。
ウンゼンマンネングサ(本州、四国の瀬戸内と九州北部)は葉の先端が鋭形。


                 ’02.6.15撮影 出雲市(島根県)
 Sedum rupifragum Koidz.
オオメノマンネングサ(大雌の万年草)/ ベンケイソウ科 マンネングサ属 多年草 / 5月 / 島根県
岩上に生える。茎は岩上をはい、少数の枝を分け、枝は上方で斜上し、高さ10~20cmになる。葉は互生し、線状披針形~線形、円頭または鈍頭、基部に柄はなく短い距(長さ約0.5mm)があり、長さ2~3cm、幅3~5mmで、深緑色。花序は頂生し集散状で、およそ20~100個の花からなり、径5~7cm。花はふつう4数性、まれに5数性で、柄はない。花弁は黄色で、離生し、狭披針形~線状披針形、鋭頭~尾状の鋭頭、長さ4~6mm、花時に平開する。雄蕊は花弁よりも短く、裂開直前の葯は橙色。
 <マンネングサ属の仲間> 
メノマンネングサ タイトゴメ ウンゼンマンネングサ タカネマンネングサ ヒメレンゲ マルバマンネングサ
ハコベマンネングサ コモチマンネングサ オノマンネングサ ツルマンネングサ

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