イチヤクソウ
'03.6.29 / '09.6.27
くじゅう(大分県)
'07.6.12 / '14.6.2
油山(福岡市)
'08.5.29 / '09.5.26
福岡市<松原>
アルビノ '10.5.26
福岡市<松原>
'10.5.25
福岡市<松原>
'11.5.31 / '12.5.26
福岡市<松原>
'13.5.25
福岡市<松原>
'14.5.21 / '14.5.25
福岡県<松原>
'15.5.22
福岡県<松原>
'16.5.23
福岡県<松原>
'17.5.20
福岡県<松原>
'18.5.19
福岡県<松原>
'20.5.17
福岡県<松原>
'21.5.19 / '21.5.23
福岡県
'22.5.35 / '22.5.28
福岡県
'23.5.20 / '23.5.23
福岡県
*APG分類体系でツツジ科イチヤクソウ亜科、従来の分類ではイチヤクソウ科
Pyrola japonica Klenze ex Alef.
イチヤクソウ
(一薬草)/ *ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
イチヤクソウ亜科は,ラン科植物と類似した生態を持ち、部分的菌従属栄養植物と考えられている。
林下。草丈15~25cm。葉は常緑で下部に集まってつき、卵状楕円形~広楕円形で、長さ3~6cm、幅2~4cm。長い柄
があり、細かい鋸歯がある。花は花茎の先に2~10個つき、花冠は白色で、直径約1.3cm。雄しべ10個。雌しべは大きく
湾曲する。果実は直径6~7mmの扁球形のさく果。和名は乾かして薬用につかったことから。 毒蛇に咬まれたとき、生葉
をもんだ汁をつけると有効だといわれている。
<仲間の識別>
イチヤクソウ
:葉は円形~広楕円形(長さのほうが長い)、花はふつう白色、萼片の先はとがる。花柱は突き出て曲がる。
マルバノイチヤクソウ
:葉は扁円形(長さのほうが短い)、花はやや赤みを帯びた白色、萼片の先はまるい。花柱は突き出て曲がる。
ジンヨウイチヤクソウ
:葉は腎円形、基部は心形、葉脈に白斑が入る。萼片の先はとがらない。花柱は突き出て曲がる。
コバノイチヤクソウ
:葉は円形~楕円形(長さのほうが長い)、花はふつう白色、萼片の先はとがる。花柱は突き出て曲がる。
ベニバナイチヤクソウ
:葉は広楕円形(長さのほうが長い)、花は紅色~淡紅色。花柱は突き出てゆるく曲がる。
カラフトイチヤクソウ
:葉は円形または広楕円形、葉柄に狭い翼。花は僅かに紅色を帯びた白色。花柱は真っ直ぐ。
エゾイチヤクソウ :カラフトイチヤクソウの近似種で、花は小さく、茎頂にかたまってつく。花柱は真っ直ぐで突き出ない。
コイチヤクソウ
:葉は卵形、花は白色、総状花序で一方側につく。
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