イチヤクソウ '13












地元の松原は一変しました。
広範囲にわたり枯死した松は討伐され、松苗が植えられましたが、
再生されるまでには長い月日がかかりそうです。

松原に大群生していたイチヤクソウも依存相手がいなくなり、
ほとんど姿を消してしまいました。
立派な葉をもっているのに、菌根菌がないと生きてはいけないようです。

健康な松が残る場所に30株程度残っていましたが、住み心地は良さそうではありません。


’13.5.25撮影 福岡市東区
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 *APG分類体系でツツジ科イチヤクソウ亜科、従来の分類ではイチヤクソウ科
 Pyrola japonica Klenze ex Alef.
イチヤクソウ(一薬草)/ *ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
イチヤクソウ亜科は,ラン科植物と類似した生態を持ち、部分的菌従属栄養植物と考えられている。林下。草丈15~25cm。葉は常緑で下部に集まってつき、卵状楕円形~広楕円形で、長さ3~6cm、幅2~4cm。長い柄があり、細かい鋸歯がある。花は花茎の先に2~10個つき、花冠は白色で、直径約1.3cm。雄しべ10個。雌しべは大きく湾曲する。果実は直径6~7mmの扁球形のさく果。和名は乾かして薬用につかったことから。毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれている。 

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