イチヤクソウ  '11  '12


               ’12.5.26撮影 福岡市東区



                              ’12.5.26撮影 福岡市東区



               ’12.5.26撮影 福岡市東区

松枯れの被害を広げないため区画によっては大半の松が伐倒され、
松原の景観が一変しました。
何百と群生していたイチヤクソウはほとんど消滅してしまいましたが、
数カ所にほんの少し残っていました。
2~3%でしょうか。
明るくなった松原跡地にチップをまき、苗が植えられています。
変わってしまった環境のなかでもイチヤクソウは生き延びていけるのか心配です。





                ’11.5.31撮影 福岡市(福岡県)



                                  ’11.5.31撮影 福岡市(福岡県)



                                           ’11.5.31撮影 福岡市(福岡県)


数年前から松枯れが深刻になりました。
松食い虫の被害を広げないため区画によっては大半の松が伐倒され、
松原の景観が一変しました。

松原の恩恵で栄華を誇っていたイチヤクソウ王国も滅亡の危機!
どれだけ生き延びることができるのやら。
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 *APG分類体系でツツジ科イチヤクソウ亜科、従来の分類ではイチヤクソウ科
 Pyrola japonica Klenze ex Alef.
イチヤクソウ(一薬草)/ *ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
イチヤクソウ亜科は,ラン科植物と類似した生態を持ち、部分的菌従属栄養植物と考えられている。林下。草丈15~25cm。葉は常緑で下部に集まってつき、卵状楕円形~広楕円形で、長さ3~6cm、幅2~4cm。長い柄があり、細かい鋸歯がある。花は花茎の先に2~10個つき、花冠は白色で、直径約1.3cm。雄しべ10個。雌しべは大きく湾曲する。果実は直径6~7mmの扁球形のさく果。和名は乾かして薬用につかったことから。毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれている。 
 
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