イチヤクソウ  '08  '09


                ’09.5.26撮影 福岡県


今年も松原はイチヤクソウたちのハーレムです。
気ままに咲き誇っています。



                    ’09.5.26撮影 福岡県



                                           ’09.5.26撮影 福岡県



                                        ’09.5.26撮影 福岡県


この松原のイチヤクソウは異常とも思えるほどの群生ぶりです。
自らの光合成だけでは生育出来ないイチヤクソウですから、菌根からの栄養が豊かなんでしょうね。
この松原は菌根が発達するのに最適な環境なんでしょう。
専門的な知識がないので、ただただ驚いています。




                                     ’08.5.29撮影 福岡県


イチヤクソウが大群生しています。
栄養状態がよいのか、少し大きめです。



            ’08.5.29撮影 福岡県


左の個体のように茎が薄緑のタイプが多いですが、茎が赤いものもあります。
下のタイプは花もやや赤みを帯びていますが、ベニバナイチヤクソウほど濃い色ではありません。
ベニバナイチヤクソウと区別するため、オオベニバナイチヤクソウと命名されているとも聞きましたが、
現在どのような扱いになっているのか、わかりません。



            ’08.5.29撮影 福岡県



             ’08.5.29撮影 福岡県



              ’08.5.29撮影 福岡県





茎が赤く花も紅色を帯びたタイプの花のなかをのぞいてみました。
雄しべの葯は橙色です。(ベニバナイチヤクソウの葯は赤紫色)
<参考:ベニバナイチヤクソウ>
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 *APG分類体系でツツジ科イチヤクソウ亜科、従来の分類ではイチヤクソウ科
 Pyrola japonica Klenze ex Alef.
イチヤクソウ(一薬草)/ *ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
イチヤクソウ亜科は,ラン科植物と類似した生態を持ち、部分的菌従属栄養植物と考えられている。林下。草丈15~25cm。葉は常緑で下部に集まってつき、卵状楕円形~広楕円形で、長さ3~6cm、幅2~4cm。長い柄があり、細かい鋸歯がある。花は花茎の先に2~10個つき、花冠は白色で、直径約1.3cm。雄しべ10個。雌しべは大きく湾曲する。果実は直径6~7mmの扁球形のさく果。和名は乾かして薬用につかったことから。毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれている。 

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