イチヤクソウ '20










昨年は少なさにショックを受けたのですが、今年は少し回復していました。
といっても2年前の状態より密度がまばらです。
部分的菌従属栄養植物といわれているので、生育環境(松原)の変化が影響すのでしょう。

’20.5.17撮影 糟屋郡(福岡県)
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 *APG分類体系でツツジ科イチヤクソウ亜科、従来の分類ではイチヤクソウ科
 Pyrola japonica Klenze ex Alef.
イチヤクソウ(一薬草)/ *ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
イチヤクソウ亜科は,ラン科植物と類似した生態を持ち、部分的菌従属栄養植物と考えられている。林下。草丈15~25cm。葉は常緑で下部に集まってつき、卵状楕円形~広楕円形で、長さ3~6cm、幅2~4cm。長い柄があり、細かい鋸歯がある。花は花茎の先に2~10個つき、花冠は白色で、直径約1.3cm。雄しべ10個。雌しべは大きく湾曲する。果実は直径6~7mmの扁球形のさく果。和名は乾かして薬用につかったことから。毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれている。 

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