オオカニコウモリ



名前にオオがついているので、カニコウモリより大型なんだろうと思っていたら、
やけにこの個体はコンパクト。裏面脈上に縮れた毛があることがカニコウモリとの違いらしい。

カニコウモリの分布は本州の紀伊山地以北、ミミコウモリも本州北部以北
となっていたので、分布外。
分布からオオカニコウモリとしました。







’02.9.14撮影 比婆山(広島県)

 Parasenecio nikomontanus (Matsum.) H.Koyama
オオカニコウモリ(大蟹蝙蝠) / キク科 コウモリ属 多年草 / 8~10月 / 本(日本海側)
林内、林縁。草丈30~100cm。茎は葉の付け根でしばしば稲妻状に曲り、縮れた毛がある。葉は五角形に近い腎形で、幅9~27cm。裏面脈上に縮れた毛がある。頭花はやや散房状に多数つき、白色の5~6個の小花からなる。総苞片は5個。果実(痩果)は長さ約4.5mm、冠毛は長さ6~6.5mm。
 < コウモリソウ属コウモリソウ節>
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