ミミコウモリ






少々不鮮明ですが、葉柄基部の形態です。
葉柄の基部が耳状に茎を抱くのが特徴です。







大雪山系、日高山脈などには葉腋にムカゴをつけるコモチミミコウモリ(変種)が生育しているそうです。

’11.9.4撮影 野幌(北海道)

 Parasenecio kamtschaticus (Maxim.) Kadota
ミミコウモリ(耳蝙蝠) / キク科 コウモリソウ属 多年草 / 8月 / 北、本(東北地方)
林内。草丈60~120cm。茎は節ごとに稲妻形に折れ曲がる。根出葉は花時は枯れ、中部の葉は3~4個、蝙蝠の羽根のような形で、長さ7~17cm、幅11~25cm。縁に不揃いの切込みがあり、葉柄の基部は耳状で茎を抱く。花は茎の先に総状円錐花序になり、白い小さな花を多数つける。小花は筒状花のみからなり、長さ約1cm。総苞は狭筒形、総苞片は5個。
  < コウモリソウ属コウモリソウ節>
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