サツマノギク

                 
 
'01.12.2 / '13.1.9
南さつま市
(鹿児島県)
'16.11.7 / '19.11.10
いちき串木野市
(鹿児島県)
'22.10.30
甑島
(鹿児島県)
'24.12.23
福岡市(福岡県)
園芸種

  <  ノジギクへ ・ アシズリノジギクへ  >
 Chrysanthemum ornatum Hemsl.
サツマノギク(薩摩野菊) / キク科 キク属 多年草 / 11~12月 / 九(鹿児島県の東シナ海沿岸)
海岸付近。根茎ははう。茎は叢生し、高さ25~50cm。茎の下部の葉は長柄がある。中部の葉は葉身が広卵形で長さ4~6cm、幅4~5.5cm、羽状浅裂して、鈍歯があり、基部は切形で葉柄に続き、厚く、表面は緑色で、縁は白く縁取られているように見える。裏面はT字状毛を密生して銀白色、葉柄は長さ1.5~3.5cm。頭花は径4~5cm。柄は長くて丈夫である。総苞は半球形、総苞片は3列、外片は線形または狭長楕円形、中片より短い。舌状花は白色。瘦果はやや円柱形で長さ1.5mm、5肋があり、無毛。シマカンギクや栽培のキクとの雑種と思われるものがまれにある。 

Homeへ