サツマノギクの園芸種

 

海浜公園の一角に咲いていました。
ほぼ野生化状態ですが、植栽されたものだと思います。

蕾は濃い紅色をしていますが、開花すると白っぽくなります。
花のサイズは4~5cm、葉には白い縁取りがあり、裏面は銀白色。
サツマノギクの園芸種ではないかと思われます。
ノジギク、サツマノギクは園芸菊の原種となっているそうです。







園芸種には興味がないのですが、
野草のシーズンが終わり、冬枯れの風景の中でたくましく咲き誇っていたので嬉しくなりました。

’24.12.23撮影 福岡市東区
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 Chrysanthemum ornatum Hemsl.
サツマノギク(薩摩野菊)/ キク科 キク属 多年草/ 11~12月/ 九(鹿児島県の東シナ海沿岸)
海岸付近の岩場や草原。高さ 25~50 cm。地下茎は這い、茎は叢生し、茎や葉には銀白色の毛が密生する。葉は広卵形で長さ 4~6 cm、幅 4~5.5 cm、羽状浅裂して、鋸歯があり、基部は切形で葉柄に続き、厚く、表面は緑色で、縁は白く縁取られているように見える。裏面はT字状毛を密生して銀白色、葉柄は長さ 1.5~3.5 cm。花柄は長く、頭花は直径 4~5 cm。総苞は半球形、総苞片は3列、外片は線形または狭長楕円形、中片より短く、銀白色の軟毛がある。舌状花は白色、筒状花は黄色。瘦果はやや円柱形で長さ1.5mm、5肋があり、無毛。シマカンギクや栽培のキクとの雑種と思われるものがまれにある。

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