アキタスズムシソウ ← セイタカスズムシソウ

 
'09.7.3 / '10.6.21
'11.6.21 大分県
'14.6.29
大分県
'15.5.31
大分県
'16.5.31
大分県
'17.6.9
大分県
'18.6.1
大分県 
'21.6.21
大分県 
'22.6.2
大分県 
   

スズムシソウの新分類(2019年8月)により、
大分県で見ていた以下の個体はアキタスズムシソウのようですので、訂正します。
Liparis longiracemosa Tsutsumi, T.Yukawa et M.Kato
アキタスズムシソウ(秋田鈴虫草)/ ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
 
 山地の林内。冬は地上部は枯れ、球茎(バルブ)も毎年更新する。スズムシソウに比べて、花茎は高く、15~40cm。花は小さい。唇弁の長さ8~10mm、幅5~7mm。セイタカスズムシソウより、唇弁の幅が狭い。花数は4~40個。花色や唇弁の形は大きな変異が見られる。
Liparis makinoana Schltr. 
セイタカスズムシソウ(背高鈴虫草) / ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 6~7月 / 本州
 
 山地の林内。花はスズムシソウより小型で花茎は高く、10~35cm。花数は4~30個。唇弁は淡緑色または紫緑色、唇弁の長さ9~12mm、幅6~9mm。 コウライスズムシソウは花の色が濃く暗紫褐色、唇弁が厚くて縁が内側に巻き込む。
  ※少し前に、セイタカスズムシソウとされていたものが、シテンクモキリソウ、コウライスズムシソウとして区別されている。
  
 <スズムシソウ類の比較>
 和名 花期  草丈 唇弁の長さ 花序の花数
 スズムシソウ 5-6月  10-25cm 15mm前後  4-16個 
 セイタカスズムシソウ 6-7月  10-35cm  10mm前後 4-30個 
 アキタスズムシソウ 6-7月  10-40cm  9mm前後 4-40個

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