アキタスズムシソウ '21 '22


                ’22.6.2撮影 くじゅう(大分県)



                ’22.6.2撮影 くじゅう(大分県)



                ’22.6.2撮影 くじゅう(大分県)



                            ’22.6.2撮影 くじゅう(大分県)

少し早いかなと思ったのですが、花序の半分くらいが開花していました。
花も葉も初々しく、綺麗でした。





             ’21.6.21撮影 くじゅう(大分県)



             ’21.6.21撮影 くじゅう(大分県)



             ’21.6.21撮影 くじゅう(大分県)

緊急事態宣言が解除されるのを待っていてので、花期終盤になってしまいました。
この自生地は4年ぶりで、途中の風景もだいぶ変わりました。
1株になったと聞いていたのですが、花をつけた株をもう1株、幼い葉もいくつか確認出来ました。
周囲の植林は伐採が進んでいます。この一帯の環境も変わってしまうことでしょう。
2019年8月スズムシソウの新分類が発表され、九州のセイタカスズムシソウはアキタスズムシソウになりました。
唇弁の広い本州のものがセイタカスズムシソウ、唇弁がやや細いものがアキタスズムシソウ(北海道~九州に分布)


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Liparis longiracemosa Tsutsumi, T.Yukawa et M.Kato
アキタスズムシソウ(秋田鈴虫草)/ ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
 
 山地の林内。冬は地上部は枯れ、球茎(バルブ)も毎年更新する。スズムシソウに比べて、花茎は高く、15~40cm。花は小さい。唇弁の長さ8~10mm、幅5~7mm。セイタカスズムシソウより、唇弁の幅が狭い。花数は4~40個。花色や唇弁の形は大きな変異が見られる。
Liparis makinoana Schltr. 
セイタカスズムシソウ(背高鈴虫草) / ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 6~7月 / 本州
 
 山地の林内。花はスズムシソウより小型で花茎は高く、10~35cm。花数は4~30個。唇弁は淡緑色または紫緑色、唇弁の長さ9~12mm、幅6~9mm。 コウライスズムシソウは花の色が濃く暗紫褐色、唇弁が厚くて縁が内側に巻き込む。
 ※少し前に、セイタカスズムシソウとされていたものが、シテンクモキリソウ、コウライスズムシソウとして区別されている。

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