アキタスズムシソウ ← セイタカスズムシソウ  '18












昨年、いつもの自生地にショックを受けたので、別の自生地へ行ってみました。
こちらも無くなっているのでは、開花しているかしらと心配でしたが、咲いてました。\(^-^)/
ぽつん、ぽつんと、数株、コンパクトな株が多かったのですが、ひと安心。
強烈な木漏れ日に撮影は難しくなりましたが、この木漏れ日が君たちを目立たなくしてるんだね。

’18.6.1撮影 くじゅう(大分県)
 2019年8月スズムシソウの新分類が発表され、九州のセイタカスズムシソウはアキタスズムシソウになりました。
唇弁の広い本州のものがセイタカスズムシソウ、唇弁がやや細いものがアキタスズムシソウ(北海道から九州に分布)


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アキタスズムシソウ(秋田鈴虫草)/ ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 6〜7月 / 北海道〜九州
  山地の林内。冬は地上部は枯れ、球茎(バルブ)も毎年更新する。スズムシソウに比べて、花茎は高く、15〜40cm。
  花は小さい。唇弁の長さ8〜10mm、幅5〜7mm。セイタカスズムシソウより、唇弁の幅が狭い。花数は4〜40個。
  花色や唇弁の形は大きな変異が見られる。
セイタカスズムシソウ(背高鈴虫草) / ラン科 クモキリソウ属 多年草 / 6〜7月 / 本州
  山地の林内。花はスズムシソウより小型で花茎は高く、10〜35cm。花数は4〜30個。唇弁は淡緑色または紫緑色、
  唇弁の長さ9〜12mm、幅6〜9mm。
   コウライスズムシソウは花の色が濃く暗紫褐色、唇弁が厚くて縁が内側に巻き込む。
※少し前に、セイタカスズムシソウとされていたものが、シテンクモキリソウ、コウライスズムシソウとして区別されている。

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