キバナアキギリ

                                                             
 
'01.9.19 / '02.9.14
広島県
'09.9.9 / '10.9.29
阿蘇(熊本県)
'03.9.20 / '09.8.18
くじゅう(大分県)
'03.9.28
稲尾岳(鹿児島県)
'10.10.5 / '13.9.21
'15.9.17 天山(佐賀県)
白花 '03.9.23
多良岳(長崎県) 
'03.9.23 / '11.9.28
多良岳(長崎県)
'17.9.18 / '22.9.15
天山(佐賀県) 
 Salvia nipponica Miq.
キバナアキギリ(黄花秋桐) / シソ科 アキギリ属  多年草 / 8~10月 / 本~九 
 
別名コトジソウ。和名は秋に桐の花に似た黄色の花を咲かせることからついた名で、別名葉の形を琴柱に見立ててつけられた。草丈は20~40cm。葉は三角状ほこ形。花冠は長さ2.5~3.5cmの唇形花。花柱は上唇から長く飛び出す。花の奥に赤紫色の不完全な葯があり、完全な雄しべは上部にあり見えない。果実は4分果(小堅果)で熟すと褐色になる。
<近似種>
シナノアキギリは草丈が50~80cmと大きく、茎には腺毛が多く、葉は円心形~卵心形で基部は張り出さない。
アキギリは中部地方から近畿地方にかけて分布し、紫色の花をつける。

<キバナアキギリと昆虫> 山渓ハンディ「野に咲く花」より
虫が花のなかに潜り込んで退化した葯を押すと、花糸と葯隔の接点を支点にして、葯がシーソーのように下がり、花粉が虫の背中にくっつく。 

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