ツクシメナモミ




う~~~クモの巣だらけ?
ではなくて、ツクシメナモミが白い糸を出しているようです。



銀色に輝くクモ毛の群生に驚きました!




二又に分枝し、その先がまた二又に分枝しているので、
ツクシメナモミだと思います。


 ’03.10.25 平戸(長崎県)

 Sigesbeckia orientalis L.
ツクシメナモミ(筑紫めなもみ)/ キク科 メナモミ属  1年草/ 4~10月/ 本(関東南部以南)~沖
  道端、林縁。草丈20~70cmの1年草。茎と枝の上部は、常に2又分枝を繰り返し、枝は上向く。葉は対生、葉身は卵状長楕円形~卵状三角形、長さ5~14cm、幅3~12cm。先は尖り、縁は上揃いに浅裂し、上揃いな鈊鋸歯がある。両面に密に短毛があり、裏面に腺点がある。頭花は枝先に円錐花序に多数つき、径1.5~2cm。舌状花は黄色~赤黄色、長さ2~2.5mm、幅が広く、先は3裂する。総苞外片は5個、線形~さじ形、内片とともに柄のある腺が多い。花柄は長さ1~4.5cm、密に短毛があり、時に柄のある腺がつく。花が熟すると、粘液が出て衣類などに付き、種子が運ばれる。果実(痩果)は長さ約3mm、黒色。無毛で冠毛はない。 
   <近似種>
メナモミ(Sigesbeckia pubescens)は、上部の茎などの柄にある腺毛が密につく。茎は3叉分枝。
コメナモミ(Sigesbeckia glabrescens )は全体に小型。茎の毛がまばら、花柄に腺毛がない。茎は3叉分枝。
ツクシメナモミ(Sigesbeckia orientalis)は、茎の上部で2叉分枝。   

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