イトラッキョウ '09












岩場のひな壇はイトラッキョウ姫たちで大賑わいの筈だったのですが、
今年は祭りが早かったようで、くたびれ果てて息絶え絶え...。
木陰の岩に少しだけイトラッキョウ姫が待っててくれました。


 ’09.11.4撮影 平戸市(長崎県)
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  *APG分類。従来の分類体系ではユリ科
 Allium virgunculae F.Maek. et Kitam. var. virgunculae
イトラッキョウ(糸辣韮) / *ネギ科 ネギ属 多年草 / 11月 / 平戸市(長崎県)
 
岩上に生える。花茎は高さ8~22cm。根生葉は長さ10~20cmのごく細い円筒形で1mm、中実。花茎の先に紅紫色の花を散形状に2~12個つける。白花品種はオトメラッキョウと呼ばれている。雄しべは花被片より少し長い。花の中の子房は緑色。よく似たキイイトラッキョウは子房も赤味を帯びる。
 <よく似たもの>
 コシキイトラッキョウ :  花期は10~11月で花の色は紅色帯びた白色。葉は中空。
   キイイトラッキョウ : 花期は10~11月で花の色は濃紅紫色。子房も赤味を帯びる。葉は中空。
 ヤマラッキョウ : 花期9~10月で花の色は紅紫色。ニラ臭が弱い。
 ギョウジャニンニク : 花期が6~7月で花の色は淡黄白色。ニラ臭が強い。

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