イトラッキョウ '16




















どんより曇り空の下、イトラッキョウたちの輝きは80%ですが、また逢えてうれしいです。
なんと7年ぶりなんです。
今年の岩場の花たちは夏の小雨に苦しめられ、2度の大きな台風に耐えた花たちです。
心配していましたが、大きなダメージは受けていないようです。
やや個体数は減っていましたが、あちこちで健気に咲いていました。


’16.10.31撮影 平戸市(長崎県)
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  *APG分類。従来の分類体系ではユリ科
 Allium virgunculae F.Maek. et Kitam. var. virgunculae
イトラッキョウ(糸辣韮) / *ネギ科 ネギ属 多年草 / 11月 / 平戸市(長崎県)
 
岩上に生える。花茎は高さ8~22cm。根生葉は長さ10~20cmのごく細い円筒形で1mm、中実。花茎の先に紅紫色の花を散形状に2~12個つける。白花品種はオトメラッキョウと呼ばれている。雄しべは花被片より少し長い。花の中の子房は緑色。よく似たキイイトラッキョウは子房も赤味を帯びる。
 <よく似たもの>
 コシキイトラッキョウ :  花期は10~11月で花の色は紅色帯びた白色。葉は中空。
   キイイトラッキョウ : 花期は10~11月で花の色は濃紅紫色。子房も赤味を帯びる。葉は中空。
 ヤマラッキョウ : 花期9~10月で花の色は紅紫色。ニラ臭が弱い。
 ギョウジャニンニク : 花期が6~7月で花の色は淡黄白色。ニラ臭が強い。

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