ノアサガオ
’03.12.8撮影 与那(沖縄県)
朝、見かけたので青紫色でしたが、夕方には紅色っぽくなるそうです。
九州でも中部以南は咲くそうなんですが、見たことがありませんでした。
ノアサガオは先が尾状に尖ったハート形ですが、
観賞用に栽培されるアサガオは葉が3~5裂しているものが多いです。
’04.4.3撮影 奄美大島(鹿児島県)
コンクリートの法面にびっしり!
Ipomoea indica
ノアサガオ
(野朝顔)/ヒルガオ科 サツマイモ属 つる性多年草/4~11月/本(伊豆諸島・紀伊半島)~沖縄
海岸や人里近くの道端、林縁。茎は旺盛に伸びて10数mに達する。近年イリオモテアサガオ、オーシャンブルーなどと呼ばれる園芸品種が盛んに栽培され、繁殖力も旺盛で各地で逸出している。栄養繁殖系栽培品種はいずれも種子はできない。葉は長さ5〜15cm、3深裂するか、心形で先端が尖り、基部は心形。裏面には短い伏毛が密生し、表面は少ない。葉腋から散形花序を出し、1〜数個の花をつける。花序柄は葉柄より長く、花柄は短い。萼片には伏毛が多い。直径10cmほどのアサガオ形の花をつける。花は開花後しばらく青紫色で中心部は赤く着色し、午後から夕方にかけて花全体が淡紫紅色に変化する。アサガオに比べて花柄は短く、萼片が反り返らない。在来のノアサガオは花の直径6cmほどで中心部が白くなる。
<同属の仲間>
サツマイモ
マルバアメリカアサガオ
マルバルコウ
ホシアサガオ
イモネホシアサガオ
マメアサガオ
グンバイヒルガオ
Homeへ