ネジバナ

 
ネジバナ

'00.6.25(佐)
'02.7.14(熊)
'07.7.10(福)
シロバナネジバナ

'08.6.29 (宮)
'10.4.26 (鹿)
ナンゴクネジバナ 

'10.4.26 (鹿)
ネジバナ

'14.7.12(佐)
'18.8.7 (宮)
'19.7.25 (福)
Spiranthes sinensis var. amoena
ネジバナ(捩花) / ラン科 ネジバナ属 多年草 / 5~8月/ 日本全土
 
 
日当たりのよい草地。草丈10~40cm。葉は根出に数個つき、葉身は線形~狭披針形~広線形、長さ5~20cm、幅3~10mm。先は鋭頭で、基部は鞘となる。鱗片葉は数個つき、披針形で茎に圧着する。花は茎頂にらせん状に捻れた総状花序となって多数つき、淡紅色たまに白色。捻れ方は左巻き、右巻きの両方がある。花茎、苞、萼片は有毛。苞は披針形、萼片は披針形、側萼片は横に開く。側花弁は萼片よりやや短く、背萼片とともに兜状になる。唇弁は倒卵形で鈍頭、白色、長さ5~6mm、先は反曲する。
 <近縁種>
ナンゴクネジバナ(南国捩花、学名:Spiranthes sinensis var. sinensis)
 奄美大島以南の南西諸島分布。花序に毛が無い点でネジバナと異なる。
ハチジョウネジバナ(八丈捩花、学名:Spiranthes hachijoensis) 2023年に発表された新種。
 九州、四国、中部、関東に分布。開花期が早いこと、花茎や子房に毛が無いことでネジバナと区別。
 ナンゴクネジバナに対しては、花粉塊に粘着体が無いこと、柱頭に小嘴体(しょうしたい)が無いことで区別。
  <よく似たもの> ミヤマモジズリ  

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