ホトトギス

                                   
 
'03.10.11/'10.10.14
/'12.11.7
加江田(宮崎県)
'10.10.12
南さつま市
(鹿児島県)
'16.10.10
日南市
(宮崎県)
'23.10.24
加江田(宮崎県) 
 Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.
 ホトトギス(杜鵑草)/ ユリ科 ホトトギス属  多年草 / 8~9月 / 北(西南部)~九

山地の半日陰地。茎は立つか、崖から下がり、長さ40~80cm、褐色の毛が斜め上向きに密に生える。葉は互生して、左右に並び、長楕円形~披針形で長さ8~20cm、毛があり、先はしだいにとがり、基部は茎を抱く。葉腋に2~3個の花がつく。花被片は斜め上向きに開き、長さ25mm内外、白色地に紫色の斑点が多く、下部に黄色の斑点がある。外片は倒披針形で内片より狭い。花糸は無毛で紫点がある。6本の花糸は、よりそって束状に立ち、おのおの上部で外反して開き、先端に葯を丁字につける。花柱分枝に球状の突起がある。4日間咲く。蒴果は長さ30mm前後、熟すと裂開する。 
シロホトトギスは花被片に斑点がほとんどない品種。
サツマホトトギスは茎や葉に毛のない変種。鹿児島県西部に分布。

Homeへ