ヤマルリソウ
'02.3.22貴船(京)
'02.4.14帝釈峡(広)
'03.3.30古処山(福)
'03.4.6 井原山(福)
'04.4.25英彦山(福)
'18.4.19 若杉山(福)
'04.4.17
くじゅう(大分県)
'14.4.2 / '15.3.23
三瀬村(佐賀県)
'18.4.9 / '24.4.10
三瀬村(佐賀県)
Nihon japonicum (Thunb.) A.Otero, Jim.Mejías, Valcárcel et P.Vargas
ヤマルリソウ
(山瑠璃草) / ムラサキ科 ルリソウ属 多年草 / 4~5月 / 本州~九州
山地の木陰や道端。草丈7~20cm。茎は多数斜上し開出毛が多い。根出葉はロゼット状に広がり、葉身は倒披針形で長さ7~20cm、幅2~5cm。縁はやや波打ち、圧着する密な細毛と疎らな長毛を混生する。茎葉は2~3個、長楕円形で上部のものほど小さく、基部は茎を抱く。花序は分枝せず、長さ2~7cmの総状花序になり、多数の花をつける。花冠は径約1cm、淡青紫色。花柄は花期には長さ2~10mm、花が終わると花柄は垂れ下がり、長さ8~17mmになり、萼も長さ5~8mmに伸びる。果実(分果)4個、扁平で長さ約3mm、肥厚部の縁は平滑。花の白い品種をシロバナヤマルリソウ(f.albiflora)という。
<よく似たもの>
アキノハイルリソウ :花期が1ヶ月遅く、地面を這い、葉は光沢があり,基部が葉柄となる。本州西部(広島・鳥取県)
エチゴルリソウ :分果の縁にかぎ状の棘がない。新潟・富山・福井県に分布。
ルリソウ :茎は直立。分果の縁にかぎ状の棘がある。本州(中部地方以北)~北海道に分布。
ワスレナグサ :花の中心部が黄色。園芸植物だが野生化していることもある。
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