シコクママコナ '16 '17 '20


                ’20.10.1撮影 津江山地(大分県)



                ’13.10.1撮影 津江山地(大分県)

シコクママコナは花喉の両側にある黄色の斑が特徴です。
苞には刺状歯牙がまばらにありますが、
よく似たミヤマママコナにはありません。



                                 ’20.10.1撮影 津江山地(大分県)

今年は個体数が減って、花が残っているのはわずかでした。




                 ’17.10.7撮影 津江山地(大分県)



                                 ’17.10.7撮影 津江山地(大分県)



                 ’17.10.7撮影 津江山地(大分県)

10月だと花のピークは過ぎているのですが、日当たりのよい場所では葉や茎が赤紫色を帯び、艶美さアップ。
こんなに群生させてくれる、宿主はどなたでしょう?




                ’16.10.1撮影 津江山地(大分県)



                               ’16.10.1撮影 津江山地(大分県)



               ’16.10.1撮影 津江山地(大分県)

標高が高いところは果実になっていましたが、
少し下ると、花期終盤ではありましたが、花をつけた株も多く見られました。
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 *APG分類体系、新エングラー分類体系ではゴマノハグサ科
 Melampyrum laxum Miq. var. laxum
シコクママコナ(四国飯子菜)/ *ハマウツボ科 ママコナ属 1年草/ 8~9月/ 本(中国地方東部)~九
  山地の木陰に生える半寄生植物。根をほかの植物の根に差し込んで寄生する。葉は葉柄があり、長さ2.5~6cm、幅0.6~2cmの狭卵~長楕円状披針形。花冠内部に2本の隆起があり、花喉(喉部)の両側に黄色の斑がある。苞の縁に刺毛状の歯牙が散生する。蒴果は長さ約7mmの先が長く尖った卵形、緑色、種子が1~2個入り、熟すと上側から裂開する。種子は長さ約4mmの惰円形、淡褐色。  
白花の品種をシロバナシコクママコナ Melampyrum laxum Miq. var. laxum f. leucanthum T.Yamaz.という。 
 <よく似ているもの>
  ママコナ : 多数花をつける。苞に鋭い鋸歯が多数ある。
  ツシマママコナ : 花がまばら。苞に刺状の鋸歯が少ない。
  ミヤマママコナ : 花喉に黄色の斑点。苞は鋸歯がない。
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