シコクママコナ


                            ’02.8.17撮影

花喉に黄色の斑点があるのが特徴です。


                          ’02.8.17撮影


< シロバナシコクママコナ >

                       ’02.8.17撮影

白っぽいものも見かけました。
内部にほんの少し紅紫色が残っていますが、シロバナシコクママコナなんでしょうか。


                  ’01.9.1撮影 白岩山(宮崎県)



      右の果実はキヌタソウ         ’06.9.23撮影


霧立山地(宮崎県)
  シコクママコナGalleryへ

 *APG分類体系、新エングラー分類体系ではゴマノハグサ科
 Melampyrum laxum Miq. var. laxum
シコクママコナ(四国飯子菜)/ *ハマウツボ科 ママコナ属 1年草/ 8~9月/ 本(中国地方東部)~九
  山地の木陰に生える半寄生植物。根をほかの植物の根に差し込んで寄生する。葉は葉柄があり、長さ2.5~6cm、幅0.6~2cmの狭卵~長楕円状披針形。花冠内部に2本の隆起があり、花喉(喉部)の両側に黄色の斑がある。苞の縁に刺毛状の歯牙が散生する。蒴果は長さ約7mmの先が長く尖った卵形、緑色、種子が1~2個入り、熟すと上側から裂開する。種子は長さ約4mmの惰円形、淡褐色。  
白花の品種をシロバナシコクママコナ Melampyrum laxum Miq. var. laxum f. leucanthum T.Yamaz.という。 
 <よく似ているもの>
  ママコナ : 多数花をつける。苞に鋭い鋸歯が多数ある。
  ツシマママコナ : 花がまばら。苞に刺状の鋸歯が少ない。
  ミヤマママコナ : 花喉に黄色の斑点。苞は鋸歯がない。

霧立Top頁へ     Homeへ