ヒメナベワリ


                   ’09.4.12撮影 多良岳(長崎県)
石段の隅に咲いているので、数段下から花がよく見えます。
こんなに撮影が楽なヒメナベワリさんはめったにいません。
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※宮崎県で2010年、コバナナベワリ、ヒュウガナベワリ、四国で2012年、シコクナベワリという新種が発表され、
 ナベワリ属は6種(日本産は5種)になった。
Croomia japonica Miq. 
ヒメナベワリ(姫舐割)/ ビャクブ科 ナベワリ属 多年草/ 4~5月/本(中国地方)~九(奄美まで)
暖地の林下。茎は高さ40~60cm、狭い翼がある。葉は5~13個、卵状楕円形で光沢があり、長さ5~20cm、幅2.5~8cm、基部は円形~浅心形、5~9脈があり、縁は細かく波うち、下面に光沢がある。花は葉腋から細い花茎を出して垂れ下がり、黄緑色で直径7~8mmの小さな花をつける。花被片は4個で長楕円形~狭卵状楕円形、同形同大、長さ約5mm、やや反り返る。雄しべ4個、葯は橙色で花柱は黒紫色で乳頭状突起がある。
 <参考>ナベワリヒメナベワリコバナナベワリヒュウガナベワリシコクナベワリ 

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