ナンバンギセル


                   ’17.10.20撮影 宇佐市(大分県)


花が大きめで、花冠の先がギザギザなので、オオナンバンギセル似ですが、
全体のイメージはナンバンギセル、萼の先端も尖っています。
オオナンバンギセルのイメージは唇妖怪(笑)。
ナンバンギセルより少し標高が高い草地で、見かけます。



                    ’17.10.20撮影 宇佐市(大分県)




                    ’09.10.22撮影 中津市(大分県)


溜池の周辺でもニョキニョキ、寄生主が草刈りされて丸見えになってしまいます。
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 Aeginetia indica L.
ナンバンギセル(南蛮煙管)/ ハマウツボ科 ナンバンキセル属 1年生の寄生植物 / 7~9月 / 日本全土
別名オモイグサ(思草)。日本全土の山野。ススキ、ミョウガ、サトウキビの根によく寄生する。茎は赤褐色でごく短く、ほとんど地上にでず、挟三角形の鱗片葉が数枚互生する。茎のように見える高さ15〜20cmの直立した花柄の先に淡紫色の花を横向きにつける。花冠は長さ3〜3.5cmの筒状で、先は浅く5裂し、縁は全縁。萼は淡褐色で淡紅紫色のすじが入り、先がとがり、下側はほとんど基部まで裂ける。果実はさく果で長さ1〜1.5cmの卵球形。萼に包まれたまま熟し、中にはごく小さな黄色の種子が多数入っている。ナンバンギセルの由来は花と草姿が南蛮人(ポルトガル人など)がタバコを吸うキセルに似るから。思草の名で万葉集に詠まれている。「道のべの尾花が下の思草 今さらになどものか思はむ」
 <よく似たもの> オオナンバンギセル 

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