オオナンバンギセル

ナンバンキセル ’05.8.21撮影 くじゅう
                        ’05.8.21撮影


ナンバンキセル ’05.8.21撮影 くじゅう
                           ’05.8.21撮影

ここ数年会えなかったオオナンバンギセルに再会しました。
初めのオオナンバンさんは熟女でしたが、最後に見つけたこの姉妹は若々しくて
ピンクの唇がとってもチャーミングでした。

オオナンバンギセルの花冠は色が鮮やかで裂片の先が反り返り、縁の鋸歯が目立ちます。
ナンバンギセルの花冠は地味目の色合いで裂片の先は反り返らず、縁の鋸歯も目立たず、なめらかです。







                           ’11.8.27撮影



                        ’11.8.27撮影

久しぶりにこの時期出かけてみました。
予想どおり1週間遅かったみたいですが、
あちこちでオオナンバンギセルのオバサンが出迎えてくれました。


 くじゅう(大分県)

 Aeginetia sinensis G.Beck
オオナンバンギセル(大南蛮煙管) /ハマウツボ科 ナンバンキセル属 1年草の寄生植物 /7~9月/日本全土
シバスゲやヒメノガリヤスなどに寄生する。草丈20~30cm。ナンバンギセルによく似ているが、全体に大きく、花茎も太い。花も明るい紅紫色で大きく、長さ4~6cm。花冠は長さ4~6cmの太い筒型で、先端が5裂し唇形となり、花冠裂片の縁には細かい歯牙がある(ナンバンギセルの花冠裂片の縁は全縁)。萼は、先端は鈍く尖らず、長さは3~5cmになる(ナンバンギセルは先端が尖る)。蒴果は卵球状になり、多量の細かい種子がある。  

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