フウロケマン 3


                ’04.4.10撮影 英彦山(福岡県)



                                  ’22.4.10撮影 矢部村(福岡県)

あまりの群生にビックリ!
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 Corydalis pallida (Thunb.) Pers. var. pallida
フウロケマン(風露華鬘)/ ケシ科 キケマン属 越年草 / 4~7月 / 本(中部以西)~九
山地や低地の日当りのよい林縁や裸地、崖下、草地。無毛でやわらかい。高さ15~50cmになり。茎は円く。下方で分枝して斜上する。葉は卵形~長卵形で。1~2回羽状複葉。小葉は広卵形で羽状に深裂し。さらに欠刻がある。総状花序は長さ2~5cmで2~8花をつける。花は長さ20mm前後。花期は長く、後半には花が小さく、ときに閉鎖花となり、花序は短く花数が少なく、地表近くを伸びるようになる。蒴果は短線形~線形で長さ10~20mm。少し数珠状にくびれる。種子は表面に円錐状の突起がある。 
変種のミヤマケマンはフウロケマンより草丈が高く、花期の終わりにフウロケマンのような花や花序の変化は見られない。いちじるしく数珠状となる。分布は本州(近畿以東·山陰)·四国。

<よく似た仲間>
ツクシキケマン キケマン ミヤマキケマン シマキケマン ホザキキケマン ナガミノツルケマン
ツルケマン   チドリケマン

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