ツクシキケマン


                   ’21.3.29撮影 宗像市(福岡県)

鐘崎海岸もツクシキケマンでした。




                                       ’05.5.7撮影 唐津市(佐賀県)


ツクシキケマン ’05.5.7撮影 湊浜(佐賀県)
                                                                      ’05.5.7撮影 唐津市(佐賀県)



                             ’21.4.15撮影 唐津市(佐賀県)

ツクシキケマンとキケマンはよく似ています。
莢(さく果)を見ると、違いがわかるそうなんですが...。

ツクシキケマンの莢は細く数珠状にくびれ、
キケマンの莢はやや幅広く、ほとんど数珠状にならない


ややくびれは少ないけれど、数珠状かな?

莢を開いて、種子の配列を見るとハッキリするそうです。
種子が1列に並んでいたら、ツクシキケマン
種子が2列に並んでいたらキケマン






                   ’07.3.18撮影 志賀島(福岡県)

↑地元の海岸でも咲き始めていました。
さすがに果実はついていなかったので、5月に再度チェック。↓
数珠状なので、ツクシキケマンのようです。



                                 ’07.5.3撮影 志賀島(福岡県)



                  ’05.4.9撮影 対馬市(長崎県)

ここもツクシキケマンでした。


                  ’05.4.9撮影 対馬市(長崎県)
<参考>

キケマン
莢はやや幅広く、数珠状にならない。           ’04.4.2撮影 奄美大島(鹿児島県)


シマキケマン
    花の色が黄緑色を帯び、蒴果は直線状      ’18.4.15撮影 串間市(宮崎県)

 Corydalis heterocarpa Siebold et Zucc. var. heterocarpa
ツクシキケマン(筑紫黄華鬘)/ ケシ科 キケマン属 越年草 / 3~6月 / 本(中国地方)、九
海岸の草地、荒れ地。高さ40~60cm。茎は太く中空で、赤みを帯びるものが多い。葉は3出葉。花は黄色で長さ15~20mm。蒴果は幅3~4mm、長さ2.5~3.5cmで数珠状にくびれる。種子は1列に並ぶ。 
よく似た仲間
キケマン シマキケマン フウロケマン ホザキキケマン ナガミノツルケマン ツルケマン   チドリケマン 

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