ウスキムヨウラン (ウスギムヨウラン)


                     ’14.6.19撮影 宮崎県



                       ’14.6.19撮影 宮崎県

今回もヤマビルに怯えながらの散策、撮影でした。




ウスギムヨウラン ’06.5.28撮影 宮崎県
                 ’06.5.28撮影 高原町(宮崎県)

相棒が腐生植物らしきものを、発見!
まだ堅い蕾なので、枯れた小枝にしか見えません。

1m先に、白く膨らんだ蕾、また1m先に僅かに開いた花を発見!
ヒルが多い山なので、地面に肘をついて撮影するのはかなりの勇気がいります。(-.-;)
唇弁の中央部に赤紫色の毛があるので、ウスキムヨウランのようです。


ウスギムヨウラン ’06.5.28撮影 宮崎県
                        ’06.5.28撮影 高原町(宮崎県)


ウスギムヨウラン ’06.5.28撮影 宮崎県
            ’06.5.28撮影 高原町(宮崎県)


種を飛ばしたあとの果実がまだ残っていました。
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 Lecanorchis kiusiana Tuyama
ウスギムヨウラン (薄黄無葉蘭)/ ラン科 ムヨウラン属 菌従属栄養植物/5~6月/本州(関東以西)~琉球
別名ウスキムラヨウラン。暖温帯~亜熱帯の常緑広葉樹林下。地上茎は細く直立し、高さ10~25cm、黄褐色であるが乾くと黒色になる。茎頂に数個の花をまばらに総状につける。花は淡黄色、長さ1cm未満で半開する。萼片および側花弁は倒披針形で同長。唇弁は蕊柱の下半部と合着し、先は3裂し、中裂片は波状歯があり、縁に乳頭状突起がまばらに生え、側裂片は小さい。花には個体変異があり、黄色の花のものをキバナウスキムヨウラン(品種)と呼ばれる。
<よく似たもの>
エンシュウムヨウラン L.suginoana(Tuyama)Seriz.
ウスキムヨウランによく似るが、唇弁の中裂片に生える毛が黄色で赤紫色をおびないこと、唇弁の毛の分枝がまばらで分枝した細胞が長いこと、開花期がより早いことで区別できる。本(関東·東海·近畿地方)·四·九に分布。

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