オオミヤマウズラ

                  
 
'12.9.26 / '14.9.21/
'15.9.13 福岡県
'21.9.19 / '24.9.18
福岡県

2008年の日本植物分類学会第7回大会で芹沢俊介氏により「オオミヤマウズラ」と発表されましたが、
新種として正式の発表はまだのようでしたが、2019年、YListにミヤマウズラとシュスランの交雑種として掲載された。
2022年11月、神戸大の末次先生がオオミヤマウズラ = Goodyera crassifolia に関する論文を発表されました。
自然雑種ではなく、独立した種であるという結論になりました。
 Goodyera crassifolia
オオミヤマウズラ(大深山鶉)/ ラン科 シュスラン属 多年草 / 9月 / 本州~九州
   茎は横にはい、先端は直立し、高さ25~40cm。葉は皮質で、数枚互生し、0.5~1.2cmの柄があり、葉身は長卵形~楕円形、先端は尖る、大きいもので長さ4~6.5cm、表面は光沢のある緑色のことが多いが白斑が入ることもある。葉柄の基部は葉鞘となって茎をつつむ。花序は20~37cm、花は白色で平開せず、長さ10~13mmで8~14個つく。苞は披針形で6~17mm。 
<ミヤマウズラとの相違点>花期が半月以上遅く、全体に大型で、葉は皮質で白斑の入らないことが多く、花は互いにややはなれてつき、平開することはない。

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