オオミヤマウズラ 2


                                    ’24.9.18撮影 福岡県



                      ’24.9.18撮影 福岡県

薄暗い自生地では、数株、花を咲かせていましたが、
群生するところは不作。
小雨と酷暑の影響でしょうか。





                                        ’21.9.19撮影 福岡県



                                                                                  ’21.9.19撮影 福岡県

今まで気がつかなかった場所にも数カ所、確認出来ました。
暗くて、高いところばかりです。


                  ’21.9.19撮影 福岡県

↑葉に斑がある個体は少数派で、↓斑がない個体のほうが多いです。



                    ’21.9.19撮影 福岡県

ミヤマウズラとシュスランの自然交雑だといわれています。



ミヤマウズラのように側萼片が平開せず、開きがよいj個体でシュスランくらいです。

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2008年の日本植物分類学会第7回大会で芹沢俊介氏により「オオミヤマウズラ」と発表されましたが、
新種として正式の発表はまだのようでしたが、2019年、YListにミヤマウズラとシュスランの交雑種として掲載された。
2022年11月、神戸大の末次先生がオオミヤマウズラ = Goodyera crassifolia に関する論文を発表されました。
自然雑種ではなく、独立した種であるという結論になりました。

 Goodyera crassifolia
オオミヤマウズラ(大深山鶉)/ ラン科 シュスラン属 多年草 / 9月 / 本州~九州
   茎は横にはい、先端は直立し、高さ25~40cm。葉は皮質で、数枚互生し、0.5~1.2cmの柄があり、葉身は長卵形~楕円形、先端は尖る、大きいもので長さ4~6.5cm、表面は光沢のある緑色のことが多いが白斑が入ることもある。葉柄の基部は葉鞘となって茎をつつむ。花序は20~37cm、花は白色で平開せず、長さ10~13mmで8~14個つく。苞は披針形で6~17mm。 
<ミヤマウズラとの相違点>花期が半月以上遅く、全体に大型で、葉は皮質で白斑の入らないことが多く、花は互いにややはなれてつき、平開することはない。
 
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