ハクウンラン '23






唇弁基部に櫛の歯状突起があります。
唇弁基部に櫛の歯状突起がないハツシマランと比較へ


 





2016年までは、あちこちに生えていたのですが、ここ数年、1株も見つけられない年もありました。
今回は、意外な場所に3株見つけ、ほっとしました。

’23.7.20撮影 くじゅう(大分県)
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 Kuhlhasseltia nakaiana (F.Maek.) Ormerod
ハクウンラン(白雲蘭) / ラン科 ハクウンラン属 多年草 / 7~8月 / 本州~九州
 
 林内。地生。茎の高さ5~13cm。葉は茎の下部に卵円形の葉が数枚互生し、長さ3~7mm。茎の先に白い花を1~6個つける。萼片、子房、苞は細かい軟毛があり、萼片と側花弁は淡緑色、赤みを帯びることもある。側萼片は長さ4.5~5mmで背萼片より長く、基部で合着して膨らみ、唇弁の基部を包む。唇弁は先が大きく、他の花被片から飛び出し、2つの四角を広げた形となる。

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