シマカンギク


                  ’19.10.22撮影 平尾台(福岡県)



                                           ’15.10.26撮影 福津市(福岡県)



                                    ’15.10.26撮影 福津市(福岡県)

波しぶきがかかる岩礁ではホソバワダンが花盛り、防波堤沿いの土手側に咲くシマカンギクは3分咲き程度でした。
↓ここも満開は11月中旬過ぎかな?



                            ’13.11.23撮影 志賀島(福岡県)




                                   ’13.11.26撮影 門司区(福岡県)



                                ’13.11.23撮影 志賀島(福岡県)



                ’13.11.23撮影 志賀島(福岡県)

海岸の道路沿いに群生しています。



               ’12.10.31撮影 久山町(福岡県)

海岸沿いにも咲きますが、山地にもたくさん咲きます。
ヤクシソウがややくたびれてきた頃、シマカンギクが山麓を黄色に彩ります。





                                       ’02.11.30 門司区(福岡県)

牧野富太郎氏は本種は山地に多く、島地を好まない。したがって島寒菊という名は
不適当であるとして、アブラギクを正名としているそうですが、九州北部では島にも多いです。

よく似たキクタニギク(アワコガネギク)は本種より小型で花が密集していました。



参考
シマカンギク
 ・頭花の直径約2.5cm
 ・総苞外片は卵形
 ・葉は5中裂
キクタニギク(アワコガネギク)
 ・頭花の直径約1.5cm
 ・総苞外片は線形
 ・葉は5深裂
シマカンギクGalleryへ   <キクタニギク(アワコガネギク)>  <オッタチカンギク>

 Chrysanthemum indicum L.
シマカンギク(島寒菊)/ キク科 キク属 多年草 / 10~12月 / 本(近畿地方以西)、四、九
別名(アブラギク・ハマカンギク)海岸や日当りのよい山麓。根茎は横にはい、先に新苗をつくる。茎は叢生し、下部は倒れて地につくが、先は立ち上がって高さ30~80cm。葉は柄があり、葉身は長さ3~5cm、幅2.5~4cm、洋紙質で深く羽状に5中裂し、裂片は鋸歯縁、表面は緑色で微毛があり、裏面はT字状毛があるが淡緑色。頭花は黄色で、径2.5cm内外、花柄は細く、ゆるい散房状につく。総苞は長さ5~6mm、総苞片は4列で覆瓦状、外片は小さく、卵形または長楕円形で、背部に毛がある。瘦果はやや円柱形で長さ1.8mm、5肋がある。オキノアブラギクとされたが、これもシマカンギクの一型と考えられる。
<よく似たもの>
キクタニギク(アワコガネギク・アブラギク)は頭花の径1.5cm内外、茎は立ち、地下に匐枝を出さない。

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