ツクシコゴメグサ

 
'10.9.29/'14.9.16
/'25.9.12
阿蘇(熊本県)
'15.10.10/'16.10.6
/'18.10.13
くじゅう(大分県)
'19.10.15/'22.10.12
/'23.10.12
くじゅう(大分県)
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  *APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科
  Euphrasia multifolia Wettst. 
 ツクシコゴメグサ(筑紫小米草)/*ハマウツボ科 ココメグサ属 1年草/9~10月/本(長野・中国)、四、九 
  山地の草地。茎は分枝して直立し高さ10~35cm、白色の短毛が生える。葉は卵状長楕円形または長楕円形で、先はやや鈍く、基部は円形または鈍形に狭まって不明瞭な柄となり、縁に2~4対の先の鈍い鋸歯があり、両面ともに無毛、長さ6~10mm、幅4~6mm。枝先に花穂をつくり、多くの花を開く。苞は葉と同形で鋸歯の先はややとがる。萼は筒形で長さ5mm、幅2mm、上下に半ば近くまで裂け、裂片はやや浅く2裂し、その先はとがる。花は唇形で白色、紫色の条があり、下唇は黄色の斑紋があり、長さ7mm。上唇は兜形で2裂、下唇は上唇よりやや長く、3裂する。雄しべは4本で内2本がやや長く、上唇内にある。蒴果は長楕円形、10数個の種子がある。
九州霧島山のものは、葉の鋸歯がとがりクモイコゴメグサvar. kirisimana Y.Kimuraという。

 <よく似たもの>
 タチコゴメグサ : 葉は広い卵形で細かく、鋸歯が多く、先は鋭く針状に尖る
 キュウシュウコゴメグサ: 葉は広い卵形で、鋸歯が鋭い。

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