ツクシコゴメグサ Aso '10  '14 '25


                  ’25.9.12撮影 阿蘇市(熊本県)

まだ咲き始めたばかりです。
茎には白毛が密生していて、花にも短毛があります。
下唇の奥の長毛の役目はなんだろう?


                  ’25.9.12撮影 阿蘇市(熊本県)

雄しべは4本あり、赤紫色のものが葯。



                            ’25.9.12撮影 阿蘇市(熊本県)




              ’14.9.26撮影 阿蘇外輪(熊本県)



              ’14.9.26撮影 阿蘇外輪(熊本県)



             ’14.9.26撮影 阿蘇外輪(熊本県)



                                ’14.9.26撮影 阿蘇外輪(熊本県)

笹に隠れて見え隠れ、昔はもっと見つけやすかったのにね。
咲き始めたばかりのようで、花数が少ない株ばかりでしたが、初々しい花はとっても可愛いです。




                ’10.9.29撮影 阿蘇外輪(熊本県)



                ’10.9.29撮影 阿蘇外輪(熊本県)



                                ’10.9.29撮影 阿蘇外輪(熊本県)

「ツクシコゴメグサ」と「キュウシュウコゴメグサ」どこが違うの?
ぱっと見、キュウシュウコゴメグサは葉が密でトゲトゲしい感じ。
葉をよ~く見ると、ツクシコゴメグサの葉は長い楕円形で鋸歯の鋭さがやや鈍い。
キュウシュウコゴメグサの葉は幅が広く、鋸歯の先が鋭く尖っています。
萼の裂け方も違うのですが、解りづらいのでパスしています。



< 参考 : キュウシュウコゴメグサ >


                    ’04.9.25撮影 天山(佐賀県)
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  *APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科
  Euphrasia multifolia Wettst. 
 ツクシコゴメグサ(筑紫小米草)/*ハマウツボ科 ココメグサ属 1年草/9~10月/本(長野・中国)、四、九 
  山地の草地。茎は分枝して直立し高さ10~35cm、白色の短毛が生える。葉は卵状長楕円形または長楕円形で、先はやや鈍く、基部は円形または鈍形に狭まって不明瞭な柄となり、縁に2~4対の先の鈍い鋸歯があり、両面ともに無毛、長さ6~10mm、幅4~6mm。枝先に花穂をつくり、多くの花を開く。苞は葉と同形で鋸歯の先はややとがる。萼は筒形で長さ5mm、幅2mm、上下に半ば近くまで裂け、裂片はやや浅く2裂し、その先はとがる。花は唇形で白色、紫色の条があり、下唇は黄色の斑紋があり、長さ7mm。上唇は兜形で2裂、下唇は上唇よりやや長く、3裂する。雄しべは4本で内2本がやや長く、上唇内にある。蒴果は長楕円形、10数個の種子がある。
九州霧島山のものは、葉の鋸歯がとがりクモイコゴメグサvar. kirisimana Y.Kimuraという。

 <よく似たもの>
 タチコゴメグサ : 葉は広い卵形で細かく、鋸歯が多く、先は鋭く針状に尖る
 キュウシュウコゴメグサ: 葉は広い卵形で、鋸歯が鋭い。

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