マツモトセンノウ (ツクシセンノウ)

                                             
 

'04.7.3
阿蘇山

'10.7.1
阿蘇外輪

'11.7.3
阿蘇外輪

'13.7.2 / '14.7.5
阿蘇外輪

'17.6.18 / '18.6.25
阿蘇外輪  

'20.6.20 / '23.6.17
阿蘇市(熊本県)

'24.6.13 / '25.6.17
阿蘇市(熊本県)
   
 Silene sieboldii (Van Houtte) H.Ohashi et H.Nakai
マツモトセンノウ(松本仙翁)/ ナデシコ科 センノウ属 多年草 / 6~7月 / 九(阿蘇)
別名はツクシセンノウ。大陸系の植物。阿蘇の外輪山の原野。高さ40~90cm。茎は直立し、下向きの毛がある。葉は長卵形~広卵形、長さ5~8cm、幅2.5~4.5cm、鋭尖頭、基部は円形、全面に毛があり、無柄。花は径2.5~3.5(ー5)cm、2出集散花序にやや密につき、花柄は短い。萼は円筒形、長さ2.5~3cm、脈の上部に長い軟毛がある。花弁は深紅色まれに白色で、舷部は倒卵形、2浅裂し、上部の縁には歯牙があり、長さ2~2.5cm。蒴果は楕円形で、長さ1.5~2.2cm。種子は腎形で、長さ約1.5mm、小突起がある。花が美しいので江戸時代から栽植されてきた植物であるが、和名の由来はよくわかっていない。

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