コクワガタ

 
'03.5.10
横倉山(高知県)
'06.6.12 / '04.7.18
祖母山(宮崎・大分県)
'07.5.18 / '05.5.29
'09.518 / '13.5.7
'24.6.25果実
くじゅう(大分県)
'15.8.9 / '16.8.8
くじゅう(大分県)
*APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科
日本のクワガタソウとコクワガタは各地で花の色などが異なっていますが、遺伝子を調べると全部がほぼ同じ配列なので、分ける必要はないとの見解が有力です。
 Veronica miqueliana Nakai f. takedana (Makino) T.Yamaz.
コクワガタ(小鍬形) / *オオバコ科 クワガタソウ属 多年草 / 4~5月? / 四、九
やや湿り気のある落葉樹林内。クワガタソウの品種で、全体に小さく、花序が短く、花数が少ない。茎は直立し高さ10cm前後。  葉の両面に毛が生え、茎に開出毛を密生する。ソハヤキ要素の植物。
Veronica miqueliana Nakai
クワガタソウ(鍬形草)/ *オオバコ科 クワガタソウ属 多年草 / 5~6月 / 本州(岩手県~紀伊半島) 
  山地の木陰。草丈15~30cm。茎は短い地下茎から分枝して直立~斜上し、曲がった毛が散生する。葉は対生、上部の葉は大きく、葉身は卵形~卵状楕円形、長さ1~5cm、幅0.7~2.5cm。先はやや尖り、基部はくさび形で短い柄となり、鋸歯は切れ込みがやや深い。両面に毛を散生する。花は上部の葉腋から花序を出して1~5個疎らにつける。花冠は唇形で上部が皿形に広く開き4裂、淡紅白色で紅紫色の筋があり、径8~13mm。果実(蒴果)は扁平な三角状扇形で、基部はやや切形、先は少しへこむ。花の白い品種はシロバナクワガタソウ、全体に小さくて花序は短く、花数も少ない品種はコクワガタという。 

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