マンサク
’10.2.5撮影 福岡市(福岡県)
マンサクは花弁は黄色ですが萼片が暗褐色です。
’10.2.5撮影 福岡市(福岡県)
「まず咲く」マンサクが満開。
’07.3.4撮影 くじゅう(大分県)
< 参考:
マルバマンサク
アテツマンサク
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シナマンサク
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トキワマンサク
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ベニバナトキワマンサク
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Hamamelis japonica Siebold et Zucc.
マンサク
(満作)/ マンサク科 マンサク属 落葉小高木 / 3~4月 / 関東以西~九州
葉身は菱形状円形~広卵形で左右不相称。基部は少しゆがみ、波状の粗い鋸歯がある。葉が展開する前に開花。花弁は線形で鮮やかな黄色、萼片は4個でふつう暗褐色。果実はさく果、径1cmほどの卵状球形。熟すと2裂し、黒い種子を2個出す。マンサクの語源は枝に花をいっぱいつける様子を豊年満作に喩えたという説と、「まず咲く」が転訛したものという説がある。
<見分けポイント>
マンサク:花は黄色、萼片は暗褐色。成葉では葉の表面は無毛。葉の先端は鈍く尖り、粗い波鋸歯。
アテツマンサク:花はも萼片も黄色。葉の両面に星状毛がある。葉の先端は尖り、粗い波鋸歯。
マルバマンサク:花は淡黄色、萼片は暗褐色。葉の先端は丸っぽく、低鋸歯。
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