ヒメフタバラン

                    
 
'06.3.4
奄美大島(鹿)
'12.4.1 / '13.4.8
福岡県
'14.4.8
福岡県
'15.4.8
福岡県
'16.3.22
福岡県
'17.3.27
福岡県
'18.3.25
福岡県
'19.3.20
福岡県
'20.5.8(果実)
'20.3.11 福岡県 
'21.3.15 / '22.3.29
福岡県
'23.3.14 / '24.3.22
福岡県
'25.3.29
福岡県 
     
                       *APG分類体系、従来の分類ではフタバラン属
Neottia japonica (Blume) Szlach.  
ヒメフタバラン(姫双葉蘭) / ラン科 *サカネラン属 多年草 / 3~5月 / 本(宮城・山形以南)~沖
 
 
別名:オオフタバラン、ムラサキフタバラン。山地の樹林下。草丈5~30cm。茎は直立し、四角形。葉は対生状に2個つき、葉身は卵形三角形、長さ、幅とも1~2cm。先はやや鋭頭、基部は切形か浅心形。鱗片葉はない。花は茎頂に2~6個がやや疎らにつき、淡紫褐色。萼片は狭卵形で鈍頭、側花弁は線状長楕円形で鈍頭、ともに反曲し、長さ2~3mm。唇弁は長さ6~8mm、広線形の2裂片を斜め前方に突出し逆Y字形になり、裂片は線状長楕円形で長さ3~5mm。中部に汚黄色のT字状の隆起がある。基部の耳状裂片は後ろに反転し、蕊柱を両側から囲む。果実(蒴果)は卵形、長さ5~7mm、1cm程度の柄がある。葉に斑が入る品種をフイリヒメフタバラン(f. albostriata)、花が緑色の品種をミドリヒメヒタバラン(f. viridis)という。
 <フタバラン属>
  ヒメフタバラン :2個の対生する葉が茎の中間辺りにつく。花は紫~紫緑色。
  コフタバラン(別名フタバラン) :花が淡黄緑色、花弁や萼片が反曲しない。
  アオフタバラン :2個の対生する葉が地表近くにつく。花は緑色。
  タカネフタバラン :亜高山に生え、葉が広卵形で光沢がある。花が淡緑色。
  ミヤマフタバラン :亜高山に生え、葉が広卵形。花が緑色または褐色。

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