アケビ属Gallery

 
'03.4.26
平尾台(福岡県)
アケビ
'04.5.2
仰烏帽子山(熊本県)
アケビ
'06.4.23 '03.3.22
福岡/高知県
シロバナアケビ
'11.5.7
樫原湿原(佐賀県)
ミツバアケビ
 Akebia quinata (Houtt.) Decne.
アケビ(木通・通草)/ アケビ科 アケビ属 落葉つる性 / 花期4~5月 果期9~10月 /本~九
山野。葉は互生、葉身は掌状複葉で5個の小葉からなり、小葉は長楕円形~長楕円状倒卵形、長さ3~6cm、先は少しくぼみ、基部はくさび形~円形で、全縁。質は草質で無毛。花は雌雄同株、葉腋から散房状または総状の花序を下垂し、先端に数個の雄花、基部に1~2個の雌花をつける。花弁はなく3個の花弁状の萼片からなり、雄花は淡紫色たまに淡緑色~白色で、径1~1.6cm、雄しべが6個あり、花柄は1~2cm。花柄は長さ1~2cm。雌花は3個の花弁状の萼片からなり、紅紫色で、径2.5~3cm。雌しべは円柱形で3~6個あり、周囲に雄しべの痕跡がある。花柄は4~5cmと少し大きい。果実(液果)は楕円形~長楕円形、長さ5~10cm、径3~4cm、紫色に熟して裂開する。果肉は白色で種子は褐色~黒褐色。和名は果実が熟すと口を開くことから開け実。白花品種をシロバナアケビと呼ぶ。 
 Akebia trifoliata (Thunb.) Koidz.
ミツバアケビ(三葉木通・三葉通草)/アケビ科 アケビ属 落葉つる性/花4~5月 果10月 /北~九
   葉は3個の小葉からなる掌状複葉、小葉は卵形で縁は波状の鋸歯がある。葉腋から総状花序をだし、濃赤紫色の花をつける。花序の先端に雄花が10数個、基部側に大形の雌花(径約1.5cm)が1~3個つく。雌雄同株。果実は長さ10cmほどの楕円形で紫色に熟し、裂開する。果肉は甘く美味しい。 
<備考>アケビとミツバアケビが生えているところでは希に自然雑種のゴヨウアケビが見られる。
     ゴヨウアケビは果実が出来ない。  

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