ヒキオコシ

                 ’02.10.6撮影

わんぱくキッズが万歳してます~す!


                 ’02.10.6撮影

典型的なシソの葉のようですが、苦味があり、
この成分のレクトラチンは健胃剤として薬効があるそうで、
古くから民間薬として使われていたそうです。
起死回生の力で病人をも引き起こすということで付けられた名前ですが、
そんなに力持ち(?)とは思えません。

平尾台(福岡県)

  Isodon japonicus (Burm.f.) H.Hara
ヒキオコシ(引起こし)/ シソ科 ヤマハッカ属 多年草 / 9~10月 / 北海道西南部~九州
別名(エンメイソウ 延命草)。日当たりの良い丘陵、山野。高さは50~ 100cmほどになり、茎の断面は四角く、下向きに毛が密生している。葉は茎に対生し、葉身は広卵形で先が尖り、葉縁に鋸歯がある。茎の上部や葉腋から円錐花序を出して、花穂に淡紫色の多数の小さな唇形花をまばらにつける。花の長さは5~6mm。萼は5裂し、雄蕊は4個あり、うち2個は長く、ともに花外に突き出る。雌蕊は1個つく。萼筒の底部に、4分果をつける。株によって、長雄蕊・短花柱型と短雄蕊・長花柱型の2型がある。シソ科植物であるが、シソ(紫蘇)のような芳香はなく、葉を噛むと大変苦く、青臭い臭いがする。
<同属の仲間> ヒキオコシ クロバナヒキオコシ ヤマハッカ タカクマヒキオコシ など
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