センボンギク (別名タニガワコンギク)












渓流沿いに生えるノコンギクの基準変種で、葉が細く線状になることが特徴。
本州中部以北に生えるものがセンボンギク、紀伊半島、四国、九州に生えるものがタニガワコンギクと呼ばれてきたそうです。
素人にはホソバコンギク(ノコンギクの狭葉型)とは区別がつきません。


 ’02.10.12撮影 四万十町(高知県)
長門峡のセンボンギクへ

 Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. microcephalus
センボンギク(千本菊)別名タニガワコンギク/ キク科 シオン属 多年草/ 9~11月/ 本州~九州
山地の川岸の岩上など。草丈30~40cm。茎は細く、上部で分枝する。葉は線形で、長さ3.5~6cm。先は鋭尖頭で、基部にかけて次第に狭まり、縁は疎らにわずかな膨らみがある。頭花は淡紫色で、直径1.5~2cmとやや小さい。総苞は半球形で、総苞片は3列、鈍頭で緑色。
従来、葉の幅が0.3~0.5cmのものをセンボンギク(本州中部以北に分布)、葉の幅が1~1.5cmのものをタニガワコンギク(紀伊半島、四国、九州に分布)と呼んでいたが最新の分類では区別しない考え方あり、YListではタニガワコンギクはセンボンギクの別名になり、ホソバコンギクはノコンギクの別名になっている

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