ジンヨウイチヤクソウ






白斑のある腎円形の葉が特徴です。
萼は短い三角形。




ベニバナイチヤクソウは終盤でしたが、
ジンヨウイチヤクソウは花盛り、コバノイチヤクソウは蕾でした。

’19.7.2撮影 南佐久郡(長野県)
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 *APG分類体系、従来の分類ではイチヤクソウ科
Pyrola renifolia Maxim. 
ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)/*ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草/6~7月/北、本(中部地方以北)
草丈5~15cm。葉は常緑で根元にまとまってつき、腎円形で長さ1~2cm、幅1.5~3cm、基部は深い心形となり長い柄がある。先は円いかややへこみ、表面の脈に沿って白班がある。花は花茎の先に2~6個つき、花冠は緑白色で、直径約1cm。花柱は長く突き出て湾曲する。 
  <イチヤクソウの仲間>
  イチヤクソウ : 葉は円形~広楕円形(長さのほうが長い)、花はふつう白色、萼片の先はとがる。
  マルバノイチヤクソウ : 葉は扁円形(長さのほうが短い)、花はやや赤みを帯びた白色、萼片の先はまるい。
  コバノイチヤクソウ : 葉は円形~楕円形(長さのほうが長い)、花はふつう白色、萼片の先はとがる。
  ベニバナイチヤクソウ : 葉は広楕円形(長さのほうが長い)、花は紅色~淡紅色。
  コイチヤクソウ : 葉は卵形、花は白色、総状花序で一方側につく。 

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