ルリソウ



草丈が高く、名前のとおり瑠璃色の花です。

よく見かけるヤマルリソウは横に広がり地面に近いところで花を咲かせていますが、
ルリソウは茎を真っ直ぐ立ち上げ、花序も大きく、伸びやかな印象を受けます。
また、エチゴルリソウもそっくりですが、果実にかぎ状の刺がないそうです。

地面に近くで咲いているのがヤマルリソウ、茎を立ち上げているのがルリソウ、
その中間がエチゴルリソウという印象を受けました。










茎葉は全縁、右前の葉は別の植物です。(>_<)

’24.5.21撮影 長野県北佐久郡

 Nihon krameri (Franch. et Sav.) A.Otero, Jim.Mejías, Valcárcel et P.Vargas
ルリソウ(瑠璃草)/ ムラサキ科 ルリソウ属 多年草 / 4~6月 / 北海道、本州(中部地方以北)
  山地の林下。草丈10~40cm。全体に開出毛が多い。茎葉は互生し、下部の葉は根出葉より大きく、葉身は倒披針形で、長さ6~12cm、幅2~4cm。花は頂生し、総状花序となり、花序は基部で2分する。花柄は0.5~1.5cm。花は直径1~1.5cm、先は5裂、喉部には鈍い2裂する白色の小突起があり、青色~青紫色、まれに白色。萼は5裂し、花時で約3mm、花後5~8mmに伸びる。果実(分果)は4個、径約3mm、背面が環状に肥厚し、縁にはかぎ状の刺がある。花の白い品種はシロバナルリソウという。 

Homeへ