タカクマヒキオコシ 変異と比較

淡紅色タイプ


                   ’10.10.5撮影 天山(佐賀県)

淡いピンクの花、発見!



                                   ’15.9.17撮影 天山(佐賀県)




< 3種比較 >


アキチョウジとは間違わないと思いますが、タカクマヒキオコシとヤマハッカは似ています。
タカクマヒキオコシとヤマハッカは葉の形、花の模様で容易に区別できますが、
サンインヒキオコシとの区別は難しそう。
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 Isodon shikokianus (Makino) H.Hara var. intermedius (Kudô) Murata
タカクマヒキオコシ(高隈引起こし)/ シソ科 ヤマハッカ属  多年草/9~10月/本(関東地方以西)~九
 
 
 ミヤマヒキオコシの変種。山地の木陰。高さ40~80cm。茎は下向きの毛がある。葉は広披針形~長卵形で、先がとがり、鋸歯がある。花冠は淡青紫色で長さ8~11mm。
   <よく似たもの比較>
  花冠 分布
ヒキオコシ 広い卵形 淡々青紫色で長さ5~6mm 北~九
ヤマハッカ 広い卵形 青紫色で長さは7~8mm 北~九
アキチョウジ 狭い卵形 青紫色で長さ17~20mm 本(岐阜以西)~九
ミヤマヒキオコシ 長楕円形 淡青紫色で長さ5~6mm
 *サンインヒキオコシ 広卵形 淡青紫色で長さ12~17mm 北陸・山陰・九(北部)
 *タカクマヒキオコシ 長楕円形 淡青紫色で長さ8~11mm 本・四・九
 (*サンインヒキオコシとタカクマヒキオコシはミヤマヒキオコシの変種)

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