メハジキ


               ’17.9.18撮影 天山(佐賀県)



                  ’17.9.18撮影 天山(佐賀県)



                   ’17.9.18撮影 天山(佐賀県)

カワミドリを見つけて車を停めると、反対側にメハジキが!
50cmくらいのメハジキ(一番下)に近づくと、すぐ横に巨大な株が横たわっていました。
草丈160cmだと、強風には耐えられないよね。
そっと持ち上げてみると茎が折れていない!
野草のしぶとさに脱帽。





              ’04.9.25撮影 天山(佐賀県)



              ’04.9.25撮影 天山(佐賀県)

ちょっとピークを過ぎた個体ですが、花を僅かに残しています。
元気なときは裂けた茎葉が噴水のように広がっています。
メハジキというのは子供が短く切った茎を目に挟んで目を開かせて遊んだことかららしいのですが、
この遊びは危険ですね。
別名のヤクモソウ(益母草)というネーミングも驚きです。
全草を干して産前産後の保険薬にしたそうです。
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 Leonurus japonicus Houtt.
メハジキ(目弾き) / シソ科 メハジキ属 1年草~2年草 / 7~9月 / 北海道~沖縄
別名ヤクモソウ(益母草)。野原、道ばた、荒れ地。草丈50~150cm。茎は四角で、白く短い圧毛が多い。根出葉は花時には枯るが、卵心形で長い柄があり。鈍鋸歯または鈍い欠刻がある。下部の茎葉は卵心形、長さ4~9cm、幅3~7cm。基部は広いくさび形、3深裂~全裂し、裂片はさらに分裂して最終裂片は線状披針形になり、鋭頭~鋭尖頭。質は軟らかく、葉裏には白色の短毛が密生し灰白色を帯びる。葉柄は2~5cm。上部の茎葉は次第に小型になりほとんど無柄、卵形~披針形、長さ4~10cm、側裂片は短くなり、最上部の葉は分裂しない。花は上部の葉腋に唇形花を数個ずつ固まってつけ、刺針状の短い小苞がある。花冠は淡紅紫色、唇形で外面には白い短毛が密生し、長さ1~1.3cm。萼は筒状で5脈があり、先は5浅裂して先は刺状になる。果実(分果)は3稜形の広いくさび形、黒色で長さ2~2.3mm。
 

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