ヤマホトトギス
’22.9.9撮影 九千部山(福岡/佐賀県)
↑葉腋に何かついているように見えますが、果たしてこれがムカゴなのかどうか、、、悩ましい個体です。
(葉腋にムカゴがつく変種が2020年に発表され、YListにもムカゴホトトギスの記載あり。)
↓葉腋に何もついていない普通のヤマホトトギス
’22.9.15撮影 天山(佐賀県)
’21.9.6撮影 九千部山(福岡/佐賀県)
’19.9.12撮影 九千部山(福岡/佐賀県)
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Tricyrtis macropoda Miq.
ヤマホトトギス
(山杜鵑草)/ ユリ科 ホトトギス属 多年草 / 7~9月 / 北海道(西南部)~九州
山地の林下。草丈40~70cm。茎には斜め下向きの毛がある。葉は互生し、葉身は長楕円形~楕円形。先は短く尖り、基部は茎を抱くか、少し浅く抱く。花は茎頂や上部の葉腋に集散花序につき、上向きに咲き、花被片は長さ1.5~2cm、斑点が多く、そっくり返りが強い。花序には腺毛が多い。葯は淡黄色、ふつうは花柱と分枝にも紫斑があるが、ほとんどないものもある。果実(さく果)は長さ3cm程。葉や茎に毛があるものが普通であるが、ないものや、花被片や花柱に紫色の斑点がほとんどないものなど、かなりの変異がある。
<よく似ているもの>
ホトトギス : 崖などに垂れ下がって咲くことが多い。葉腋にくっついたように花をつける。
ヤマジノホトトギス : 花被片が水平。集散花序にならず葉腋に1~2個花をつける。
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