ヤッコソウ '12
















 今までとは違うところへヤッコソウを見に行きました。
多いとは聞いていましたが、とにかくスゴイ! 聞きしに勝る繁栄ぶりです。
広い範囲このように群生しているわけではありませんが、数カ所にこの群落があるのです。
強い日射しがまだらにあたり、私たち下手くそカメラマンには手に負えません。
さらにスズメバチさんのお仕事を邪魔する勇気もないので、
よいポジションには行けません。

でも、この光景を見ることが出来ただけで、大満足です。

’12.11.7撮影 宮崎市(宮崎県)
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 Mitrastemon yamamotoi Makino
ヤッコソウ(奴草)/ ヤッコソウ科 ヤッコソウ属 多年生寄生植物/ 10~11月 / 
                                  四(徳・高)、九(宮・鹿)、沖
  日本ではシイ属(スダジイ、ツブラジイ)の根に寄生する。花茎は開花期から果期にかけて少し増大し、高さ4~7cm、全体にやや赤みをおびた乳白色で、傷つくと褐色になる。葉は鱗片状で基上に交互直角に対生し、6対前後で、ごく小さな下部のものから上に向かって大きくなり、上部のものはボート状で開出し、葉腋から蜜を出す。花は1個、両性で花茎に頂生し、花被は浅杯状で上部は平坦、雄蕊は多数が合着して帽子状の雄蕊筒をなし、上部に葯帯がある。雄蕊筒は雌蕊をおおっており、花粉を放出後、はがれて落ち、雌蕊が露出して雌花期となる。子房は球形、花柱は太く、柱頭部は頭状で白っぽく、受粉後黒褐色となる。

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